2009年05月17日

【出版業界異聞】余りにも無駄な仕事で無駄な給料を払う業界

 大阪や神戸で新型インフルの集団感染が現実的になってきているので、推移を見守っているおいらです。

 ところで数日前、「いよいよ始まる出版業界の仁義なき…」として、ブックオフ株を大日本印刷グループや講談社などが取得したことについて書いたが、そもそも出版業界は本当に分かりにくい、というか、ダメダメの典型的な話題がこれだ。

☆複合雑誌の価格表示調査、「価格」が37.1%に(2008.5.15 新文化)

 この見出しで何のことか分かる人は間違いなく出版業界人、とりわけ雑誌・ムック関係者なのだが、それもそのはずで、この記事を掲載しているのは業界で老舗の業界紙「新文化」だ。まあ、一般の人は一生目にすることはないであろうメディアなので、この見出しでピンとくる人しか相手にはしてないので、それは問題ない。

 だけど、このリンク先のそっけない記事の内容そのものは、実に興味深い。
 まず、出版業界がいかに独禁法を恐れ、公正取引委員会を恐れているかがわかるという意味で、こんなにわかりやすい記事もない。

 だいたい「複合雑誌」って何よ。

 公取に言われたからって、こんな言葉つくって仕事増やすんじゃねえ、と心ある人は思ってます。そもそも、1990年代に今は亡きMacintosh専門誌「MACLIFE」が、取次の抵抗に対し体を張ってCD-ROM付録付き雑誌の流通を勝ち取った歴史がある。それを、ちょっと言われたぐらいで慌てふためいている自らのみじめさ、みっともなさを自覚せよ、と言っておこう。

 個人的に意見を言わせてもらえば、こうやって公取対策してる業界団体はただの無駄飯食らいなので、さっさと店じまいして、積立金も含めて分担金を各版元に返還したほうがいいと思うがね。こういう業界団体の専従職員の給料は壮大な無駄です。

 どんなに足掻いたってどのみち「再販指定」からははずされる運命なんだから、そんな調査してる暇とカネがあるなら、世の中の普通の商売と同じ土俵に立つ準備をしたほうがいい、と思うんだがどうだかね。

 公取の軍門に下りたくないという気持ちはわからないでもないが、そんなことしてたら置いてかれるよと忠告しておく。

 で、まあ、コンビニの成人コーナーで「グラビア雑誌付きDVD」売ってるメーカーの方が、商売としては既存の出版業界のはるか先を行ってるという事実をどう受け止めるのだろう。

 がんばれ! コンビニの「人妻DVD」! ってな。

 「新文化」で特集しません?(笑)



posted by じんちゃむ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 企業活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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