☆政府 品薄バターの輸入を前倒し実施(2008.4.11 スポニチ)
農林水産省所管の独立行政法人、農畜産業振興機構は11日、ウルグアイ・ラウンド交渉で政府が約束したバターの輸入を、通常の年度より前倒しして実施すると発表した。
国内産生乳の減産などにより、バターの品薄感が広がっていることに対応した措置だが、輸入はすべて業務用なので、スーパーの店頭などで広がる家庭用バターの品薄の解消につながるかは未知数だ。
既に2008年度の輸入枠8625トンのうち、4000トン分を4月から輸入できるよう、輸入業者を選ぶための入札を1月に実施。残りの4625トンの入札を23日に実施する。通常は6月以降に実施しており、前倒しは輸入義務化の制度が始まった1995年度以降、初めて。
輸入されるバターが、乳業会社などに出回るのは5月以降になる見通し。国内のバター消費量は年間約9万トンで、政府による輸入は1割を占める。
なにを隠そう私は、バターとマヨネーズをこよなく愛するバタマヨラーなので、バターでプレーンオムレツを作って、マヨネーズをかけて食べるのが正しい朝食なのである。と、胸を張っていうほどのことでもないが、もうひとつついでに言うと、熱々ごはんにバターを乗せてトロリンととけはじめたところに醤油を垂らして食べるのも好きだし、サッポロ一番味噌ラーメンは、バターを入れないと食えない、というくらいバター依存症である。
この私にとっての正しい食生活が今、危機に瀕している。
バターが手に入らないのだ。
とにかくスーパーの店頭にはみごとに在庫がない。あるのは「バター風味」と称したマーガリンばかりで、バターはない。
で、冒頭の記事の内容に戻るが、
ともかく「ブツがないので輸入で凌ごう」といういつものこの国の泥縄なわけだ。食料自給率が低いからなんとかせねば、と一方で叫びながら、こんな事態を招く無策に対しての反省の弁を聞きたいものだ。
独立行政法人農畜産業振興機構
このHPを見ると、そっけなくバターの入札するよ、とある。
記事にもあるように、そもそも、生乳の減産が今回の事態を引き起こしているのだが、その減産に伴う補償金はどうなったとは今は言うまい。だが結果として消費者にツケを回している責任を取れといいたい。
ああ、いかん。食い物の恨みは怖いのだ。いつになくヒートアップしてる私がいる。
これ、根っこは深いんでしょうね。
減産したということは、かなりの乳牛を屠殺したということに違いない。ということは、元の水準の生産量に戻すには、それなりに時間がかかるのではないだろうか。
全国の畜産農家のみなさま、どうか、頑張ってください。
私の食生活を元に戻してください。
お願いですから。
プレーンオムレツは、やっぱりバターで作りたいっす。
はじめまして。ブログにトラックバックいただきまして、お邪魔しました〜。
バター、ほんとに当分は無さそうで
困りますよね。我が家でも、にせものマーガリンはもう何年も使用していないので・・・
売り場で 若いアルバイトの子に
マーガリンとバターってどう違うんですか?なんて聞かれると、マーガリンは合成品で、自然のものではないし、もうぜーんぜん違うものなのよ!!と
ついつい、熱弁をふるっています(笑)
また、いらしてくださいね。
はじめまして。そして、突然トラバかけてしまいすみませんでした。
バターがこんなに貴重品になるなんて信じられませんね。スーパーの方も本当に困ってらっしゃるんじゃないでしょうか?
トランス脂肪酸のこととか気になりますし、うちもマーガリンは極力使用しないようにしてるんですが、なかなかこれが...。
早くバター供給が元に戻ることを祈るのみです。